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心構え

突然の病宣告 〜元・プロ野球外国人選手を例にして〜
いきなり、病を宣告された。
以前、阪神に所属し、退団後メジャーでホームラン王にも輝いているセシル・フィルダー氏が失踪したとの記事を見た。どうやら、ギャンブルで多額の借金を抱えたことによるらしい。その記事の中にフィルダー氏の知人の話が載っていた。「英雄が悪い人間になったというのではなく、病気になったという話。彼にとってギャンブルは病気だ」
これで、俺のカルテに新たな病名が加わった。
気管支喘息、右肘内側靭帯損傷、親知らず、ギャンブル。こうなると、いつ死んでもおかしくないな。
フィルダー氏の話になるが、彼は金を返せないのではなく、あえて返さないのではないだろうか。
俺の尊敬する夏目漱石の『坊ちゃん』にはこのようにある。『他人からの恵を受けて、だまっているのは向うを一と角の人間と見立てて、その人間に対する厚意の所作だ。割前を出せばそれだけで済むところを、心のうちで有難いと恩に着るのは銭金で買える返礼じゃない』
俺は人におごってもらった時、いつもこういう心構えでいる。