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地獄への道 〜バイト編〜

昨夜、至急必要になった25000円。土曜に今の持ち金8200円でお馬さん勝負するという選択肢もあったが、確実に手に入る金も保険として必要だと改心し、新聞の求人広告に入っていた、某大手パン工場の製造補助に応募を決意。日曜の新聞に入っていたので募集終了の可能性は大いにあったが、今日、1,2限を休み、受付開始の10時半に即電話。まだ、受け付けていた。俺としては今日から土曜の夜までやりたかったのだが、電話に出たオネェさんによると明日、明後日、明々後日しか空いてないとのこと。よって、明日、明後日の二日間に決定。それにしても電話で即採用なのね。恐るべき、来るものは拒まず精神。面接があると思って1,2限休んで損したな。これなら、学校から電話すればよかった。作業の手順も分からんが、明日、作業開始の一時間前に来て説明を受けてくれとのこと。一時間でいいのか?まぁ、いいか。これで一応25000円を作るというノルマは果たせそうだ。一安心だ。
ただ、パン工場の製造というのは俺の周りでもすこぶる評判が悪い。Tっ君がバイトした時は「イチゴのヘタ取りマシーン」にされたと言うし、Wジがバイトした時は「レタス洗いマシーン」にされた上に、周囲がブラジル人だらけという環境だったという。大きなシンクに水をためて並んでレタスを洗うそうだが、その並びがブラジル人、ブラジル人、Wジ、ブラジル人、ブラジル人というオセロだったらWジもブラジル人になっちゃうような並び順だったらしい。俺も自我を奪われオートメーションに組み込まれマシーンになるのだろう。『銀河鉄道999』で機械の体を欲しがった鉄郎がアンドロメダでネジにされかけたように俺もパン工場という名のアンドロメダを構成するためのネジに変えられてしまうのだろう。無間地獄だ。
今までクロネコで真冬気温2℃のときにマイナス15℃の冷凍庫の中でお歳暮の仕分けしたり、警備員のバイトをしてる時に女子中学生をカッターで切りつけた通り魔と遭遇したり、色々なバイト地獄を見てきたが今回はどうか。パン工場という無間地獄が目の前に広がっている…